関東支部のご案内

　日頃より、一般社団法人建設コンサルタンツ協会及び同関東支部の活動に対して、ご理解ならびにご支援をいただき、御礼を申し上げます。建設コンサルタンツ協会関東支部は１９６９年に発足し、東京都、茨城県、千葉県、栃木県、埼玉県、群馬県、長野県、山梨県、神奈川県の1都8県の首都・関東圏域を活動範囲としています。

当支部の会員数は令和7年３月末現在、正会員１６０社、地域研究員７社、合計１６７社に及んでいます。活動組織として5部会３１委員会を設置し、発注者の皆様との意見交換会をはじめ、会員企業の技術力や品質の向上のための研修、行政機関との災害協定の締結や災害時対応の訓練、講師の派遣や講習会、現場見学会の開催、学生や市民への情報発信と広範囲な活動を行っています。

建設コンサルタントは、これまで道路、鉄道、空港、港湾、河川、ダム、上下水道などの社会資本整備に関する企画立案、調査、計画、設計から施工管理、維持管理に至るまで、技術的サービスを提供する技術者集団で、事業者である国や地方自治体、民間企業、海外政府の良きパートナーとして高い専門性と技術力で応えています。

特に近年では、静かではありますが確実に危機的状況を迎えつつあるインフラの維持管理の重要度が年々増す中、点検、診断、補修設計からアセットマネジメントまで、役割が拡がってきています。

さらに、公共調達の待ち受けだけではなく、PM・CM、PPP・PFI等によるインフラ事業をマネジメント、さらには執行する役割も担うようになってきました。また、気候変動や自然災害への国土強靭化対策、循環型社会やカーボンニュートラル社会の実現、生成AIを始めデジタル技術を活用した生産性の向上、など建設コンサルタントに期待される役割はますます大きくなっています。

関東支部は、これら社会的課題を的確に捉え、担い手の確保と育成、技術研鑽、品質向上、さらにインフラ整備構想の提案などの社会貢献に重点的に取り組んでまいります。今後とも一層のご支援とご指導の程、よろしくお願い申し上げます。