分野:道路 プロジェクト概要・目的 本事業は、銀座地区の外堀通り(鍛冶橋交差点〜土橋交差点の1.2q)において、都市のシンボル空間“シンボルロード”の整備を目的として実施したものです。通り名の由来である『外濠』の水辺空間をモチーフとして、街路灯と防護柵には“かつての橋のアーチ”を、歩道舗装には“水の流れ”をデザインしています。新たに植樹した柳も、「銀座のイメージ」や「かつての水辺空間」の再生に大きな役割を果たしています。また、歩道の拡幅により、“銀ブラ”を楽しむ通りとして回遊性が向上しました。 整備コンセプトは『うるおいある西銀座と新たな流れを育む道』 「外濠の水面」、「来街者へのやさしさ」、「商業繁盛」等に共通する“うるおい”をキーワードとし、江戸の時代から培われた歴史・文化を継承しつつ、東京国際フォーラムや汐留地区をつなぐ道路として、新たな“人の流れ”や“歴史の流れ”、“国際化の流れ”を育成するシンボルロードの実現を目指しました。 歩道の施設計画 安全で快適な歩行者空間を実現するため、歩道拡幅を行いました。歩行者交通量から必要な歩道幅員を算出し、車道を含めた道路全体の幅員構成を見直しています。また、視覚障害者誘導用ブロックを全区間で連続的に設置することで、すべての人の“流れ”を支援しています。
歩道舗装には大小の御影石を使用し、かつての外濠の流れを表現しています。“高級”、“風格”といった銀座のイメージから、落ち着きのあるグレー系の色彩を基調としつつ、エリア毎に色彩を変化させて、通りの多様性を演出しています。 |
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